令和2年(2020)に没後70年を迎えた、新版画を代表する画家・吉田博。本格的な洋画からくる確かな描写力と、伝統的な木版技術を融合させた、鋭敏で繊細かつ詩情豊かな作品は国内外で高い評価を得ています。特に色彩表現に対する評価は高く、その微妙な陰影や透明感を表現するため、時には九十六度摺りという驚くべき手間がかけられています。また、妻のふじを、長男の吉田遠志、吉田穂高とその妻・千鶴子、長女の亜世美らが揃って芸術家であるため”吉田ファミリー”としても知られています。
木版 24.7x37.4cm(イメージサイズ) 1枚 昭和15年(1940) ¥200,000
木版 25x37cm(イメージサイズ) 1枚 平成3年(1991) ¥60,000
木版 37.2x24.8cm(イメージサイズ) 1枚 大正15年(1926) ¥380,000
木版 51.4×36.3cm(イメージサイズ) 1枚 昭和2年(1927) ¥180,000
園田民雄 私家版 令和2年(2020) 187頁 ¥3,850
園田民雄 私家版 平成28年(2016) 107頁 ¥2,200
安永幸一著 ㈱東京美術 平成28年(2016) 175頁 ¥2,970
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