異国から来た絵師たち / Ukiyoe artist from abroad
明治末に来日したエミール・オルリク、バーサ・ラムらが日本の伝統的な技法で木版画を制作し、大正期に版元渡邊庄三郎がフリッツ・カペラリ、エリザベス・キースらを起用して新版画を制作するなどした、異国人絵師たちの描いた錦絵風の作品群が存在します。彼らの描いた、無国籍でありながらも伝統的な錦絵の風情が感じられる、不思議な魅力を持った作品は、国内外で高い評価を得ています。主な作家にヘレン・ハイド、リリアン・ミラー、チャールズ・バートレット、ノエル・ヌエット、ポール・ジャクレーなど。
ポール・ジャクレー「宴からの帰り道、ソウル、韓国」
木版 30×39.2cm(イメージサイズ) 1枚
昭和26年(1951)
SOLD