赤瀬川原平 Akasegawa Genpei
昭和12年<1937>－平成26年<2014> 神奈川県出身
日本の前衛芸術家、作家。本名、赤瀬川克彦。1963年に結成された前衛芸術グループ”ハイレッドセンター”を構成した三作家の内の一人（他は高松次郎、中西夏之）。1964年、「模型千円札」が違法であると起訴され（千円札裁判）、1970年に有罪判決が確定した。その後は次第に前衛芸術から離れていき、漫画（1970年、雑誌『ガロ』でデビュー）や文筆業で活躍。1981年に尾辻克彦名義で発表した小説『父が消えた』で芥川賞を受賞し、1998年のベストセラー『老人力』では流行語大賞も受賞した。また、1980年代より、町中にある奇妙な建築物などを撮影する「超芸術トマソン」、「路上観察学会」、「ライカ同盟」と名付けた活動を展開した。
