谷中安規 Taninaka Yasunori
明治30年<1897>-昭和21年<1946> 奈良県出身
誰も見たことのない幻想と怪奇の世界を描いた鬼才。複雑な家庭環境で育った谷中は、社会性に乏しく、24歳の頃には放浪生活を強いられるようになります。そんな状況だった1922年、創作版画の第一人者だった永瀬義郎による入門書「版画を作る人へ」との出会いから、版画家の道へ。傘の骨を改造した彫刻刀で版を彫り始め、1926年の同人誌「莽魯聞葉」で初めて木版画を発表しました。翌年永瀬を訪ね、幻覚とも妄想とも思える独創的な世界を描いた素描や版画作品で大きな衝撃を与えます。永瀬の知遇を得ると、その才能は早くから注目され、料治熊太主宰の版画雑誌「白と黒」、「版芸術」の同人となり、作品が掲載されるようになりました。1936年頃からは小説の装幀や挿絵を手掛けるようになり、佐藤春夫や日夏耿之介、内田百閒といった文学者と交流を深め、百閒からは”風船画伯”と呼ばれ、敬愛されました。
内田百閒作 谷中安規画「絵入お伽噺 王様の背中」
1冊
昭和9年(1934)
¥180,000
「創作版画雑誌 白と黒 第39号」
30×21cm
昭和8年(1933)
¥120,000
「創作版画雑誌 白と黒 再刊第4号」
1冊
昭和10年(1935)
¥80,000
「創作版画雑誌 白と黒 再刊第3号」
1冊
昭和10年(1935)
¥80,000
「創作版画雑誌 白と黒 再刊第2号」
1冊
昭和10年(1935)
¥120,000
「版画蔵票 第9号」
1冊
昭和12年頃(c.1937)
¥60,000
「版画蔵票 第8号」
1冊
昭和12年頃(c.1937)
¥80,000
「版画蔵票 第7号」
1冊
昭和12年頃(c.1937)
¥90,000
「版画蔵票 第4号」
1冊
昭和12年頃(c.1937)
¥60,000
「創作版画雑誌 白と黒 再刊第4号」
1冊
昭和10年(1935)
¥90,000
「創作版画雑誌 白と黒 再刊第3号」
1冊
昭和10年(1935)
¥80,000
谷中安規「アトリエ」
木版 19.7×24.3cm(イメージサイズ) 1枚
昭和期
¥350,000
谷中安規「詩集 ゆふされの唄 表紙」
木版 20.6×28cm(イメージサイズ) 1枚
昭和10年(1935)
¥350,000
谷中安規「無題(天駆ける女)」
木版 11.3×15cm(イメージサイズ) 1枚
昭和9年(1934)
¥180,000
谷中安規「怪鳥」
木版 14.7×17.4cm(シートサイズ) 1枚
昭和9年(1934)
¥180,000
谷中安規「富士」
木版 9.1×13.1cm(シートサイズ) 1枚
昭和7年(1932)
¥40,000
谷中安規「朝鮮」
木版 10.2×14.4cm(シートサイズ) 1枚
昭和7年(1932)
¥50,000
谷中安規「怪 その2」
木版 8×14.3cm(イメージサイズ) 1枚
昭和8年(1933)
¥110,000
谷中安規「朝鮮の夜・三味線猫・ローラー・目録題箋」
木版 12.9×18.5cm・10.1×6.6cm・6.7×4.9cm・8.6×16.5cm 3枚+題箋
昭和初期
¥150,000
「版画蔵票 第1~10号」
全10冊
昭和12年頃(c.1937)
※価格はお問い合わせください
料治熊太編「版藝術 第11号 [雪]の号」
1冊
昭和8年(1933)
¥80,000
「創作版画雑誌 白と黒 第36号」
32×22cm
昭和8年(1933)
¥140,000
「創作版画雑誌 白と黒 第34号」
30×22cm
昭和8年(1933)
¥180,000
「創作版画雑誌 白と黒 第22号」
昭和7年(1932)
¥120,000
内田百閒作/谷中安規画「絵入お伽噺 王様の背中」
1冊
昭和9年(1934)
¥150,000