木下大門 Kinoshita Daimon
昭和21年<1946>生まれ 北海道出身
高校卒業後に上京し、20歳でイラストレーター「もん あみ」のペンネームで独立。1980年に栄宝斎の木版画工房を見学し、浮世絵師として立つ決意をしました。江戸時代の作品から浮世絵(勝川春章・春英ら勝川派)の型を独学。1985年の両国国技館落成時に日本相撲協会の認可を得て、絵師(木下大門)と、文化庁指定重要民族文化財選定技術者である彫師(木島重男)・摺師(伊藤智郎)を、版元である京都版画院がまとめるという江戸時代とまったく同じ手法で大相撲錦絵を復興しました。錦絵以外に、毎場所新しく制作する全幕内力士の絵番付やミニのぼり、力士人形など多くの相撲グッズ制作を担当しています。