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美術作品

平山郁夫 Hirayama Ikuo

平山郁夫

昭和5年<1930>-平成21年<2009> 広島県出身
現代日本画壇を代表する巨匠。東京美術学校日本画科入学後、前田青邨に師事。15歳時の被爆の後遺症(白血球減少)にに苦しむ中、後世に残る仕事を模索した29歳の時、その思いは自身の画家としての方向性を”仏教伝来”という形で確立させます。”仏教伝来”から始まる文学的で抒情性豊かな一連の仏伝シリーズには、歴史画の伝統を引き継ぎ、それを現代的に翻訳した独自の世界が広がっていました。やがて仏教を日本にまで伝えたシルクロードへの憧憬が強まり、1960年代後半からシルクロードの遺跡やインド、中国などを巡る旅へと向かいました。そこで見た極寒のヒマラヤ山脈から、酷暑のタクラマカン砂漠を含む大自然と、各地に刻み込まれた栄枯盛衰の歴史、そして生きている人々の営みの姿は、その画想に豊かな広がりと深みを与え、ロマンに満ちた作品の数々を生み出させました。広島県名誉県民、広島市名誉市民、鎌倉市名誉市民。
1945年 広島で学徒勤労動員の作業中に被爆
1947年 東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学
1953年 院展にが初入選
1954年 院展で奨励賞受賞
1959年 院展に「仏教伝来」を出品
1961年 院展で「入涅槃幻想」が日本美術院賞(大観賞)を受賞
1962年 院展で「受胎霊夢」が日本美術院賞(大観賞)を受賞
1963年 院展で奨励賞受賞
1964年 院展で文部大臣賞受賞
1966年 東京芸術大学オリエント遺跡学術調査団に参加し、初めてシルクロードへ
1967年 法隆寺金堂壁画再現事業に従事
1973年 東京芸術大学教授に就任
1976年 日本芸術大賞受賞
1978年 院展で内閣総理大臣賞受賞
1981年 日本美術院理事に就任
1984年 奈良・薬師寺の玄奘三蔵院壁画制作に着手
1989年 東京芸術大学学長に就任
1996年 レジョン・ド・ヌール勲章受章。日本美術院理事長に就任
1998年 文化勲章受章
1999年 ジェームズ・スミソン賞受賞
2000年 奈良・薬師寺の玄奘三蔵院壁画が完成
2001年 マグサイサイ賞受賞
2004年 朝日賞受賞

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上村松篁 伊藤清永 佐藤太清 平山郁夫 塩出英雄 加倉井和夫 吉岡堅二「木版画集 散華 智慧の組」

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¥30,000

小倉遊亀 小山敬三 澤田政廣 平山郁夫 堀文子 守屋多々志 下保昭「木版画集 散華 布施の組」

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