土屋光逸 Tsuchiya Koitsu
明治3年<1870>-昭和24年<1949> 静岡県出身
川瀬巴水、吉田博と並ぶ、新版画を代表する風景版画家。本名は光一。上京して初めは木版彫刻師の門弟となり、1886年に小林清親に入門。以後1904年まで内弟子として生活を共にしました。病気や浮世絵の衰退もあり、一時画業から離れましたが、清親十七回忌記念展で渡邊庄三郎に見出され、60歳を超えて初めて木版画界にその名が知られました。その後は、版元の土井貞一と連携し、美しい日本の風景版画を制作し続けました。
土屋光逸「雨の宮島」
木版 38.8x26cm(イメージサイズ) 1枚
昭和16年(1941)
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