吉田穂高 Yoshida Hodaka
大正15年<1926>-平成7年<1995> 東京都出身
版画の新たな表現の可能性を模索し続けた版画家。父は新版画を代表する画家・吉田博、母は吉田ふじを、妻は吉田千鶴子。兄は吉田遠志。旧制第一高等学校在学中から油彩画を始め、卒業後に木版画を始めました。1952年、日本版画協会展に出品し会員に。1955年の中南米旅行時に取材したマヤ文明から着想を得て、抽象版画へと作風が変化。1963年頃からは、米国のポップアートに触発された現代的なモチーフの作品が制作され、以降伝統的な木版技法にシルクスクリーンやリトグラフ、写真製版など多様な技法を併用する前衛的な作品で国際的に活躍しました。日本美術家連盟理事、日本版画協会理事。
1956年 シェル美術賞三等賞受賞
1972年 ソウル国際版画ビエンナーレ 大賞受賞
1990年 紫綬褒章受章
1995年 勲四等旭日小綬章受章
※吉田博の没後70年を記念して、2021年3月1日(月)から4月3日(土)までの日程で、 吉田博 -ふじを 遠志 穂高 千鶴子 司- 展 を当店ギャラリーで開催致します。
詳細はコチラ→【展覧会のお知らせ】没後70年 吉田博 -ふじを 遠志 穂高 千鶴子 司- 展