三木富雄 | 浮世絵・版画・美術書の専門店　山田書店美術部オンラインストア

昭和12年<1937>－昭和53年<1978>　東京都出身
美術家。東京公衆衛生技術学校を卒業後、中央美術学園通信教育部に入学しますが中退。ほぼ独学で制作を始めます。赤瀬川原平、荒川修作らによる前衛芸術グループ「ネオ・ダダ・オルガナイザーズ」に参加はしていないものの、その周辺で活動。読売アンデパンダン展や個展にて作品を発表していました。1963年、内科画廊の個展で「耳」シリーズを発表。三木は「耳が私を選んだ」と言い、その後もアルミニウム合金を中心に様々なサイズ、素材、形状の耳（その多くは左耳）の彫刻を作り続けました。1971年に画家・合田佐和子と結婚する（翌年離婚）。娘はコラージュ作家・合田ノブヨ。1978年に40歳の若さで急逝する。