ミズテツオ(水島哲雄) Mizu Tetsuo (Mizushima Tetsuo)
昭和19年<1944 >生まれ 東京都出身
画家。船舶間の通信に用いられる国際信号旗の構成からなる「フラッグ・シリーズ」で国際的に高い評価を得ます。イタリア、フランス、スペインなどヨーロッパ各地に滞在し、制作と多数の展示を行いました。ミズの作品は抑制された記号性もちながらも、柔らかい絵肌からは詩情が感じられます。また、細い線の輪郭で縁取られたマットな色調は、日本の浮世絵と通ずるものがあります。これもミズが各国で人気を博した理由の一つと言えるでしょう。
1971年 武蔵野美術学園入学
1975年 自由美術展出品、会員となる。東京にて初個展を開催
1983年 自由美術賞受賞
1983年 以後5年間、家族とともに3回イタリアに滞在、制作する
1987年 アンツィオ(イタリア)の具象美術コンクールにて特別賞受賞
1989年 パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)に滞在。バルセロナ(スペイン)にて「ピカソ、シャガール、ダリ、メロワ、ミズ展」開催
1992年 パリ(フランス)に滞在(〜96)、制作
1997年 ボーヌ(フランス)に滞在、制作
1998年 長野冬期オリンピックのフィギュアスケート会場「ホワイトリンク」のエントランスホール正面巨大陶壁画制作
1999年 戸田競艇場VIPホールモニュメント「男と女」制作
2000年 イスタンブール(トルコ)滞在、制作
2016年 田園美術館にて 個展開催