現在開催中の「生誕140年 吉田博展 山と水の風景」(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)も好評を博す、新版画を代表する版画家・吉田博と、その息子で同じく版画家である吉田遠志の作品がまとまって入荷しました。
吉田遠志 (Yoshida Toshi) 明治44年<1911>-平成7年<1995> 東京都出身 新版画の巨匠・吉田博の長男。弟は版画家・吉田穂高。3歳の頃から絵を習い始め、13歳の頃より父から木版を学び、太平洋美術学校時代には油彩を学びました。父から学んだ木版をベースに、銅版、リトグラフなども併用した作品で、日本版画協会展をはじめ各地の国際版画展で活躍。世界各地に取材し、風景や野生動物をモチーフにした作品を数多く手がけました。絵本作家としても知られ、1982年より制作をはじめた「アフリカの動物絵本シリーズ」は全17巻に及び、『はじめてのかり』ではボローニャ国際児童図書展エルバ特別賞を、『まいご』では絵本にっぽん賞、サンケイ児童出版文化賞、国際オーナーリスト賞を受賞しています。また、『アフリカの動物絵本シリーズ』では、フランスで翻訳出版賞、異文化理解貢献賞を受賞しました。 |
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