「季刊版画」は美術出版社より昭和43年(1968)から昭和46年(1971)まで発行されたA5判の版画専門誌です。
わずか12号で終刊となりましたが、版画家の座談会やインタビュー記事、版画展評、版画家自身が書いたエッセーなど、当時の版画動向がよく分かるとても興味深い本です。
普及版の他、版画が綴じられている限定版が有り、創刊号の池田満寿夫から野田哲也、吉原英雄、永井一正、駒井哲郎、尼野和三、浜田知明、斎藤寿一、オノサト・トシノブ、菅井汲、靉嘔、黒崎彰ら日本版画史を語る上で欠かせない作家たちが作品を制作しています。
今回はその版画入の限定版全12冊が入荷しましたので、是非ご覧ください。