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2015.8.26up!
展覧会・イベント

武井武雄の世界 イルフ童画館(長野県岡谷市)

碌山美術館→北アルプス展望美術館→サンリツ服部美術館と渡り歩いて、最後に向かったのは、武井武雄(岡谷市出身)の作品を展示しているイルフ童画館 (*゚∀゚)

商業施設に隣接しているかわいらしい建物がイルフ童画館。
武井武雄の世界 イルフ童画館

武井武雄の世界 イルフ童画館

武井武雄の世界 イルフ童画館

武井武雄の作品を元にしたステンドグラスや、オブジェ、タペストリーが飾られている館内は、こどもたちのワークスペースもあって、子供連れが多かった印象で、小さい頃に通ったこどもの城を思い出しました♪
刊本作品も丁寧に解説・展示されていたのが印象に残りました。

企画展示は、武井武雄の描いたかわいくも不思議な動物たちを特集した「武井武雄のどうぶつワンダーランド」と、今回初めて知った絵本作家ミロコマチコさんの”ミロコマチコ絵本原画展「きいろいたいよう」”。
ミロコマチコ絵本原画展「きいろいたいよう」

ミロコマチコさんの展示では、原画だけでなく、写真のような立体作品も置かれていて、中には3m近くもある大迫力のオオカミもありましたヽ(`Д´)ノ
ミロコマチコ絵本原画展「きいろいたいよう」

ミロコマチコ絵本原画展「きいろいたいよう」

チラシにもなっている眩しいぐらいのエネルギーを発散している「オレときいろ」や、イマジネーションが画面から溢れ出しそうな「ぼくのふとんは うみでできている」も素敵だったのですが、やはり愛猫の鉄三を描いた講談社出版文化賞受賞作「てつぞうはね」が一番心に突き刺さりました。
全く知らずに原画を見ていたら、涙が止まらなくなってしまって、そのままミュージアムショップで本を購入。
ミロコマチコ「てつぞうはね」

作者自身がこの絵本や、鉄三、ソトとボウについて”ilove.cat”の記事で語られています。
その中で一番伝えたいことを「命の繋がり」と仰られていて、私のバイブル的な一冊「そこに愛がありますように」(渡辺正子著)に通じるお話に、大いに共感しました。
本当に素敵なお話なので、是非絵本と一緒に、こちらの記事もご覧になってみてください!

ちなみに、常設されているセンダックの展示は、企画展のためお休みとのことで、唯一ショップの横にこんなディスプレイがありました(*゚∀゚)
武井武雄の世界 イルフ童画館

written by Teru
 
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サンリツ服部美術館
ミロコマチコ絵本原画展「きいろいたいよう」/武井武雄のどうぶつワンダーランド(→公式サイト
会期7月10日(金)~ 9月14日(月)
月曜休館 開館時間10:00 ~ 19:00
〒394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1