柳宗悦らの提唱した”民藝運動”の機関紙として、歴史的な役割を果たした民藝雑誌「工藝」が入荷しました。
▽雑誌 工藝
柳宗悦により昭和6年(1931)に聚楽社より発刊、後に日本民藝協会に変わり終刊120号まで続きました。その美しさから本自体が工芸品と言われる装丁の多くは、芹沢銈介の図案を手織り布や漆絵等で飾ったもので、他に棟方志功の版画で装丁されたものなどもあります。本文は様々な和紙を用い、柳宗悦をはじめ河井寛次郎・富本憲吉・濱田庄司等が執筆し、”暮らしの美”を啓発する民藝運動の機関紙として重要な役割を果たしました。
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