幕末・明治に制作された、外国人の姿を描いた浮世絵が入荷しました。
絵師は落合芳幾、歌川芳虎、歌川芳盛、歌川芳員、歌川芳豊、歌川国久です。
▽横浜絵(横浜浮世絵)
安政6年(1859)6月2日に横浜が開港されると、そこには国内外から人や物が集まり、港町として発展しました。
在留外国人の増加に伴い、彼らの生活や商業活動に必要な各種の物資が持ち込まれることで、異国情緒漂う独特な雰囲気が作られた居留地は、当時の人々にとって大きな興味の対象となります。
世相を伝えるメディアでもあった浮世絵の版元たちは、絵師たちを江戸から居留地へと派遣し、外国の船や人々の服装、生活様式、建築物を描いた”横浜絵(横浜浮世絵)”と呼ばれる浮世絵が生まれました。
横浜絵の隆盛は開港翌年の万延元年(1860)から始まり、明治5年(1872)の品川-横浜間の鉄道開通を挟んで、明治10年(1877)頃まで続きました。
武州横濱名所圖 清国南京 美よさき町 外國戊名ヲかめ / 芳虎
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