本日2/27(火)より、山田書店3階ギャラリーにて、”板画新日本百景展” の展示が始まりました。
< 板画新日本百景展 >
1964年開催の東京オリンピックをひかえ、 世界各国から訪れる観光客に向け ”観光ニッポン”の真の美しさを知ってもらうべく共同通信社より発刊された版画大集『板画新日本百景』。 日本の全国各地の観光資源を中心に、現代日本の代表的風物百景を版画によって紹介。 制作には現代版画の最高水準をいく 「日本板画院」 の主力メンバーがあたり、 装画は棟方志功が担当。 各制作者が親しく現地を訪ねて取材された力作ぞろいの版画です。全100点の内88点のオリジナルを入手する機会を得ましたので、ここに展示販売を行うこととしました。是非ご高覧下さい。
※ご購入いただいた作品のお渡しは会期終了後からとなります。ご了承ください。
『板画新日本百景』の面白さは、そこに、それぞれの作品をもって参加した作家たちが、 何を今日の日本において美しいものと見たか、何を日本の優れた自然風物詩の一つとして挙げうると考えたか、そしてまた、如何にそれを美しいと思ったかを知ることができるというところにある。 彼等は広重でも北斎でもない。現代の日本の作家だ。 その意味で広重や北斎の場合とは、まるで違った新鮮な興味をそそられるのである。
(松方三郎「板画新日本百景」より)
追記3/2
WEBカタログをご覧いただけるようになりました。
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板画新日本百景展 (WEBカタログ)
開催期間:2024年2月27日(火) ~ 2024年3月9日(土) ※日曜休廊
営業時間:10時30分-18時30分
会場:山田書店ギャラリー(東京都千代田区神田神保町1-8 山田ビル3階)