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2014.8.08up!
入荷情報

【新入荷】北川民次 版画作品

メキシコの風土を独特のタッチで描いた画家、北川民次の版画作品が入荷しました。

北川民次 (Kitagawa Tamiji)
明治27年(1894)-平成元年(1889) 静岡県出身
早稲田大学を中退し、兄を頼って大正3年(1914)に渡米。国吉康雄らと共に、ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグでジョン・スローンに学ぶ。大正12年(1923)、キューバを経て、メキシコに入国。国立美術学校卒業後、トラルパムの野外美術学校に勤め、児童美術教育に携わる。その傍らディエゴ・リベラ、ダヴィド・アルファロ・シケイロス、ホセ・クレメンテ・オロスコらと交流し、メキシコ壁画運動に賛同する。この頃、エミリオ・アメーロから石版を、美術学校の校長だったディアス・デ・レオンから木口木版を学び、ディアスの入手したフランスの技法書から銅版を習得。昭和6年(1931)、タスコに野外美術学校を移し、校長に就任。リベラ、シケイロス、国吉、藤田嗣治、イサム・ノグチらの訪問を受ける。昭和11年(1936)、野外美術学校を閉じ、帰国。翌年の二科展に「タスコの祭日」らを出品し、藤田の推薦で会員に。メキシコの風土や市井の人々を、壁画を思わせる大胆で力強い描線と色彩で描いた作品は、画壇に衝撃を与え、その後も二科展を中心に活躍。昭和54年(1979)、東郷青児死去により、二科会会長となるも、翌年同会を退会。平成元年(1889)、アト­リエを構える愛知県瀬戸市で歿した。
北川民次

 

眠るインディアン / 北川民次

サボテン(ノパール) / 北川民次

ノバルの花 / 北川民次

犬 / 北川民次

魔女 / 北川民次

狂女 / 北川民次

女の顔 / 北川民次

ばらとりんご / 北川民次

花嫁 / 北川民次

浴み / 北川民次

十字架 / 北川民次

蘭 / 北川民次