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2014.5.07up!
展覧会・イベント

特別展 ねこ・猫・ネコ(渋谷区立松濤美術館)

GW中に改装工事の終わった渋谷区立松濤美術館で開催されている特別展「ねこ・猫・ネコ」を観てきました♪

リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」渋谷区立松濤美術館

リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」渋谷区立松濤美術館

今回の展覧会では、現像した猫の写真をもっていくと2割引で入場できる“私の愛する猫たち(ネコ割)”が行われているので、第1、第2会場それぞれエレベーター前の大きなパネルに皆さんの撮った沢山の猫写真が貼られていました。
色々な猫の表情が撮られていて楽しいですね(^^

第1会場では古代エジプト王朝時代の猫のブロンズの展示から始まって、江戸時代の日本画、夏目漱石の墨画、黒田清輝・猪熊弦一郎・の油彩、朝倉文夫や石井鶴三の彫刻、小林清親の浮世絵など41点が、第2会場では美女と猫の相似性に注目した江戸時代の肉筆浮世絵から牧野邦夫の油彩画までの14点と、中国・朝鮮絵画の猫、中島千波の新作(?)などが展示されていました。
ちなみに個人的に気になっていた藤田嗣治、柴田是真、司馬江漢の作品は前期のみの展示でした(T_T)

色々な作品を見て、やっぱり犬と同じで猫も寝姿が一番かわいいと思ってしまいました(愛猫家の方と異なるかもしれませんが ^^;)
以前話題になったねこ鍋もそうですが、丸くなって眠る背中から尻尾にかけての曲線がたまりませんね~(´∀`)

展覧会でも猫は“寝子”に通づるということで、第三章で眠る猫を取り上げています。
そんな中で気になったのが、朝倉平八の「親子猫」(昭和10年/ブロンズ)。
親子で眠る猫たちのまるで混じり合っているような一体感!まるで生きて寝息を立てているような感覚がしました。
別章の展示でしたが、千草掃雲の「木蔭」(大正11年/紙本着彩)も春の陽気に包まれながら木蔭でのんびり眠る猫が何とも愛らしかったですし、堂本印象の「春」(昭和2年/紙本着彩)に描かれた少女の膝の上で眠っている白い仔猫もフワフワとやわらかな毛並みが感じられていいですね。

猫好きの方は是非行ってみられては如何でしょうか。

リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」図録

 

最後に、猫もすごく可愛いですけど、やっぱり私は犬が好き!
ということで、松濤美術館さんには是非とも「いぬ・犬・イヌ」展もご検討していただきたいですヽ(`Д´)ノ

written by Teru

 

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渋谷区立松濤美術館
リニューアル記念特別展「ねこ・猫・ネコ」(→公式サイト

会期2014年4月5日(土)~ 2014年5月18日(日)
毎週月曜日休館 開館時間10:00 ~ 18:00 金曜日は19:00まで
〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
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