先週末より、上野の森美術館で開催されている「生賴範義展 THE ILLUSTRATOR」を観に行ってきました!
映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』の世界版ポスターなどの映画ポスターをはじめ、平井和正、小松左京などの書籍装画などを手掛けたことでも知られているイラストレーター・生賴範義(おおらいのりよし)の画業を、原画や油彩画などで辿る必見の展覧会です(*^o^)
冒頭からいきなりそびえ立っていたのが、生賴が手掛けた文庫などで埋め尽くされた”生賴タワー”!!
『幻魔大戦』懐かしー
壁には映画ポスターなどがずらり!
もちろん『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』もありましたが、個人的には『南極物語』に『∨』が思い出深い!
本展覧会の目玉の一つ、平井和正著『幻魔大戦』で描かれたアンドロイド”ベガ”を寺田克也・竹谷隆之両氏の手により立体化したベガ立像。
この背中が堪りませんヽ(`Д´)ノ
マイクル・クライトン『ジュラシック・パーク』の恐竜との記念撮影スポット(^^
昭和55年(1980)から、7年7ヶ月にわたり表紙絵を手掛けた『SFアドベンチャー』(徳間書店)の原画コーナー。
最後に控えるのは、”画家” 生賴範義の油彩画の展示。
イラストの仕事の傍ら、7年の歳月をかけて描かれた4.5×2mの大作「破壊される人間」(1983)。
最盛期には年間130点以上の作品を依頼され、制作したという生賴範義の圧倒的なイマジネーションとクオリティをまざまざと見せつけられました(*゚∀゚)
「HOPE MY WAY」の3作など鳥肌モノの作品ばかり!! 必見です!!!
全くの余談なのですが、私にとって生賴範義といえば、信長の野望シリーズや幻魔大戦、そして何と言っても平成ゴジラシリーズのポスター!
初めて映画館で見たゴジラが1984年版『ゴジラ』でして、その後インターネットなどなかった時代に、ポスターだけを見て期待に胸を膨らませながら劇場に行ったおぼえがあります(^^
毎回、生賴先生のポスターが素晴らしすぎて、映画を見ると微妙な気持ちになっていたのも良い思い出です・・・特にこのメカゴジラとラドンを劇場で確認した時は・・・(*゚∀゚)
written by Teru
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上野の森美術館
生賴範義展 THE ILLUSTRATOR(→公式サイト)
会期:2018年1月6日(土)~ 2018年2月4日(日)
開館時間:10:00 ~ 17:00 ※会期中無休
〒110-0007 東京都台東区上野公園 1-2
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