現代の浮世絵師・弦屋光溪 最新作

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国貞

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国貞

木版 自画・刻・摺 限定30部 サイン
40×26cm 雁皮紙(高知県産)
38,000円(税込)

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浮世絵師を描く連作〈万歳浮世絵派五姿〉の第四作。
モデルは役者絵・美人画で知られる初代歌川国貞

【作家より】
歌川国貞三世歌川豊国)は役者絵や美人画を得意とし、特に役者大首絵にはすごみを感じます。
・顔は弟子の一人、橘蝶楼国麿が描いた肖像を参考に上を向く顔としました。
・猫は香蝶楼国貞の署名ある「誂染美女の新形(猫と美人)」の肩に乗っている猫です。
・画面には国貞の顔と国貞描く五世市川團十郎の景清と拙作の現代の景清の三つの顔を納めて「景清今昔」と題しました。

弦屋光溪

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川広重

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川広重

木版 自画・刻・摺 限定30部 サイン
40×26cm 雁皮紙(高知県産)
38,000円(税込)

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浮世絵師を描く連作〈万歳浮世絵派五姿〉の第三作。
モデルは「東海道五十三次」で知られる初代歌川広重

【作家より】
○歌川広重は風景画で著名ですが、数百点もある花鳥画は品格があり詩的です。
○顔は三代豊国が描く広重像を参考に線で肉付けしました。
○着物は江戸初期に流行した「残る雪椿」の意匠を華麗な色彩にしました。
○又、「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣」に描かれた白猫を背中にのせました。
○背景は花鳥画の「」、「」、「山吹」と桜や蝶の舞う春霞の”春づくし”としました。

弦屋光溪

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国芳

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国芳

木版 自画・刻・摺 限定30部 サイン
40×26cm 雁皮紙(高知県産)
SOLD OUT

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浮世絵師を描く連作〈万歳浮世絵派五姿〉の第二作。
モデルは「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」などで知られる武者絵の名手・歌川国芳

【作家より】
■顔は弟子の歌川芳富が描く「歌川国芳、芳房死絵」を参考にしました。
■構図と猫は団扇絵の「猫のすゞみ」からで「金魚づくし」の浴衣としました。
■背景の水面には「土蜘蛛退治」から蚊帳でしきられた妖怪を写し、顔手は「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」を参考にしました。
■色彩は『夏』の川涼みを意識して紺青と群緑そして胡粉を多用しました。

弦屋光溪

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 葛飾北斎

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 葛飾北斎

木版 自画・刻・摺 限定30部 サイン
40×26cm 雁皮紙(高知県産)
SOLD OUT

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浮世絵師を描く連作〈万歳浮世絵派五姿〉の第一作。
モデルは「富嶽三十六景」などで知られる葛飾北斎

【作家より】
○顔は『葛飾北斎伝』(飯島虚心著)にある「北斎翁之肖像」を参考にし、手は娘の葛飾応為が描いた「夜桜美人図」の中の筆のにぎり方から北斎のにぎり方も同じと考えました。
○着物の模様は日新除魔の獅子を図案化して私流の摺りで表現しました。又、襦袢の襟は最晩年に使用した印章”百”を模様化しました。
○肩に乗る猫は「北斎漫画 十四篇」にある鼠を喰わえた猫です。
○背景は代表作の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の波の部分を図案化して、”冬”のイメージから胡粉や雲母摺りで表現しました。
○全体の色調はベロアイではありませんが藍を多用しました。
尚、外題にある”万歳”は「いつまでも栄える」の意味で、江戸浮世絵版画を敬慕憧憬する私の気持ちからです。

弦屋光溪

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